急遽休まなければならないときの対応

急遽休まなければならないときの対応 心構え

ひとり塾のデメリットの1つ。それは「代わりがいない」ということです。

私は、コロナやインフルでない限り、熱が出ても出勤します。

体がだるくて寒気で震えながらも、何でもない風を装って(装えているかは不明ですが…)、仕事してしまいます。

そんな時に思います。

はぁ~~こんな時に代わりがいてくれたらな~

体調不良なんて私は年に数回程度ですし2日もあれば治るので、このように思うのは数日だけです。

とはいえ、体調不良以外でもどうしても急遽仕事を休まなければならなくなることはあると思います。

休むときの連絡手段

電話

一番確実に伝えられる方法ではありますが、一つひとつのご家庭に電話をするのは大変です。

また近年は共働き世帯も増えているので、そもそも電話に出られないということも増えています。

急な休みの場合は、連絡する時間もないでしょうから、電話を使った連絡はお勧めしません。

私自身、自塾で保護者に電話連絡をしたのは、10年で片手で足りるくらいです。

メール

メールであればアドレスをBCCにいれて一斉送信することで、一気に伝えることが可能です。

とはいえ、いちいちBCCに入れる作業も面倒です。

さらに、塾のアドレスが迷惑メールのフォルダに入ってしまったり、そもそもフィルタにかけられて送れなかったりする可能性があります。

公式LINE

以上を踏まえて、今自塾で使っている手法はLINEを用いたメッセージ送信です。

LINEのメッセージ配信を使えば、一発で登録者全員に送信することができます。

LINEであれば今はほとんどの人が活用していますから、気がつきやすいですし、迷惑メールとしてフィルタリングされることもありません。

でもLINEってアイコンや登録名を見ても一目では誰だか分からないんだよな~

そんなときにおすすめなのが『ノート』です。簡単に言えばメモ機能。

アイコンごとに相手の名前、例えば『○○くん』『○○さん母』などメモしておけば一発で誰だかわかります。もちろんノートの内容は相手には見えません。

う~ん、でもスマホで文字打つの苦手なんだよな~遅いし…

LINEはパソコンでもできますよ。保護者の利便性を考えても一番適したツールです。活用しない手はありません。

休んだ後の対応

返金

授業できなかった分を返金するという対応です。

いろいろな考え方はあると思いますが、私は返金は極力しない方針です。

もちろんどうしても返金してほしいと言われれば対応します。

ただ、10年やってきて返金を要求されたのは3回程度です。それも、どうしても授業を変更できる日程がないから仕方なく、といった理由でした。

保護者はわが子の成績が上がるように塾に通わせているわけです。塾はその想いに応えて、それを達成することを優先するべきです。

振替

授業できなかった日を別の日に振り替えて授業をするという対応です。

必要に応じて土日に開校するなどして、休んだ分は振替で対応をするべきだと私は考えます。

自塾では基本はすべて振替対応です。

それでも対応できないのなら、私は長期連休に講習として振り替えるか、返金するかを選択します。

自由に設定できる休校日をつくる

休んでも、振替も返金もしなくて済む方法を作れば済みます。自塾も年間で自由に設定できる休校日を作っています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

急な休みに対応できる仕組みづくりを

サラリーマンなら会社に休むことを電話1本で伝えれば、大抵それで対応は終わりです。

しかしひとり塾ではそう簡単ではありません。

すべてのご家庭にしっかりと休む理由とその後の対応を伝達しなければなりません。

例えば交通事故や身内に不幸があったときなど、1時間後に開校するつもりだったのに、急遽休まざるを得なくなる時もあるかもしれません。

そういった急な事態も想定しておく必要があります。

自塾では毎週保護者にメールをしているので、LINEでの一斉送信とメールのBCCでの送信を併用して連絡できる体制が整っています。

家にいても出先にいてもすぐに対応できます。

頼れる人はいないのですから、しっかりと仕組みづくりをしておきましょう。

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