開業初期で暇なひとり塾経営者は毎日でもブログを更新していくべきです。
ブログなんか書く意味ある?毎日書くの大変そうだし…
もちろんブログなんか書かなくても集客できると思う人もいるでしょう。私もブログがなければ集客は難しいかと言われたら決してそうは言えません。
一方で10年間ずっとブログを書き続けてきたからこそ、ブログの効果を知っています。
私がブログを書き出したきっかけ
なぜ私がブログをやろうと思ったのか。
私がひとり塾を開業する前に、自塾のヒントにしようといろいろな塾のホームページを見ていた時期がありました。
それこそ大手から地元密着の個人塾まで何十校とみてきて1つ気づいたことがあるのです。
ブログを読むと塾長の熱意が伝わるということです。
そしてそんな塾に自分が惹かれているということ。
特にひとり塾で開業しようとしていた私は、『これってひとり塾のアピールにかなり有効なのではないか』と思ったのです。
そこから少なくとも週1回はブログを書いて発信するようにしました。
集客に効果的なブログの内容
ブログを書くにあたり、最初は当たり障りのない内容で書いていました。
その日にあったことなどを写真を交えて描くような、それこそ『日記』と呼べるようなものでした。
しかし、ある時思ったのです。
『知らないおじさんの日記なんて誰が読みたいんだ⁉』
そこで、塾を検討している保護者に刺さるような内容に方針転換しました。
例えば以下のような表題の記事です。
- 高校受験まで3か月!やるべき勉強とは?
- 大学受験の合否は夏休みまでに8割方決まります。
- こんなテスト勉強をしている中学生は要注意です。
- テスト前詰め込み型の勉強は高校生では通用しません。
保護者が読んだときに『なるほど!』『確かに!』『うちの子にも当てはまるかも!』と思ってもらえるような記事を書くようにしたのです。
このような記事を毎週コツコツと書き続けているうち、少しずつですが集客効果感じるようになりました。
塾ブログの集客効果3選
ブログの読者が潜在顧客になる
ある時期から最初に面談であった保護者の方に『ブログ読んでます』と言っていただけるようになったです。
ずっとブログを読んでいて、うちの子が中学生になったら通わせたいと思っていました
なんて言ってくれる方まで出てきたのです。(自塾は対象が中学生以上なので、それまで待っていただいていたということです…)
これはうれしかったですね。
保護者に刺さるブログを書くことが出来ればそれがそのまま集客につながるということを実感しました。
成約率が高まる
ブログで塾長の考え方を常に発信していると…
なるほど、この塾長はこういう考えなのか、自分の考えと一緒だな…ちょっと話を聞いてみようかな。
このように、最初から指導方針に賛同してくれる保護者からの問い合わせが増えていきます。
そうなると当然成約率も上がっていくわけです。
塾の方針や指導理念に合わない考えの保護者を最初からスクリーニングできるのは有難かったです。
ホームページへの入り口が増える
いろいろなテーマでブログを書くことで、保護者のネット検索に引っ掛かりやすくなるのも、ブログの集客効果の一つです。
例えば[○○県高校入試 数学 解くコツ]といった語で保護者が検索をした際、【○○県高校入試 数学のコツとは!?】という自塾のブログが上位表示されているような状態。
いろいろなキーワードを想定して常にこのような状態になるように記事を書いていくわけです。
なんか入試について検索したら毎回この塾がでてくるわね…
このようなちょっとしたきっかけが問い合わせを生みます。
何もせずただ電話の前に問い合わせを待つだけよりも、1つでもブログを書いてホームページ上に自塾のページを増やしていくべきです。
入り口の多ければ訪問してもらえる可能性も上がるのですから。
塾ブログのNG行動2選
ブログに広告を載せる
ホームページにGoogleのAdSenseというサービスを使って広告を掲載し、広告料を得るという仕組みがあるのですが…塾の料金以外のところで小さな広告料金を得ようとするやり方が気に入らない!
それってあなたの感想ですよね?
そうです、すみません…。
私がいろいろな塾のブログを読んでいる時期に、広告を載せている塾を何件か見つけたので…。
単純に読みづらいんですよね。
塾のブログは保護者に向けたものだという認識が私にはあるので、見込み顧客である保護者をターゲットに広告料を得ようとするのに抵抗があります。
もちろんそんな意図はないのかもしれませんが、私と同じ思いをもつ保護者がいればいい気はしませんから。
ホームページとブログを分ける
あらかじめ言っておきます。これも私の感想です。
ブログと塾のホームページが完全に別になっていると、行き来が非常に面倒なんです。
ブログ⇔ホームページで、いちいち新しいタブで表示されるような塾もありました。それで毎回広告が出てくるなんてストレスの極みです。
ブログを集客ツールとして使うなら、ブログはホームページの中で書くようにし、問い合わせへの動線をわかりやすくしましょう。
趣味で書いているなら別に構わないのですが…塾ブログを広告収益目的で運用するのはおすすめできません