ホームページには必ず必要な塾長の紹介ページ。個人塾においては特に重要です。
そこに塾長の写真を載せるべきかどうか。
顔出しか~自信もないし、気が進まないな~
ネット上に写真を載せるのって抵抗がありますよね。メディアリテラシーが叫ばれる今日ではなおさらです。
一方で個人事業主である私たちは生活が懸かっています。
それを踏まえて結論から言うと、私は顔出しをおすすめしています。
うまくいっている個人塾は顔出しをしている
大手塾は知名度があります。わざわざ教室長が顔出しをしなくても、看板が保護者に安心感を与えるのです。
では全く無名の個人塾。自分の大切を子供を預ける人がどんな人なのかが、保護者が一番気になるところです。
そこで効果的なのがホームページでの顔出しです。
私の地域で生徒を集めている学習塾のホームページを見ると、どの塾も塾長の顔をホームページに載せています。
もちろん顔出しをするからうまくいくという話ではありません。
ただ、少なくともうまくいっている個人塾は顔出しをしている塾が多いというのもまた事実です。
顔出しをおすすめする理由
安心感を与えられる
自分の大切な子供を任せようと相談するときに、相手の顔が分かるというのはとても大事なことです。
顔出しは、チラシやホームページを見た人に安心感を与えられます。
自分が電話をするときも、全く知らない人に電話するのと、顔が分かっている人にするのとでは、心理的なハードルは大きく違いませんか?
特に近年は、LINEなどのアプリが発達している中で電話を苦手に感じている人も増えてきているようです。
さらに、直接会って話をするのなら、相手にあらかじめ顔見せをしておくというのはもはやマナーだと思います。
直接会う前に顔が分かっていたほうが安心かも
第一印象に左右されない
初めましての状態で会う場合、第一印象で好感を持たれない可能性もあります。
えっなんか頼りない…この人にうちの子は任せられないかも…
その点あらかじめ顔出ししておけば、第一印象が良い状態のまま会うことになり、会った時にマイナスの感情を持たれるリスクは減らせるでしょう。
自分が広告塔になる
顔出しそのものが集客につながることもあります。
このようなことは、顔出ししていなければ、起こりえなかったわけです。
どこにチャンスがあるか分からないのですから、塾近隣の不特定多数の人に顔を知ってもらえるのというのはチャンスを広げることにつながります。
顔出しが不安なら
顔出しのメリットはたくさん紹介しましたが、とはいえネット上に顔と名前を晒すことに抵抗を感じる人もいると思います。
そんな人の選択肢としては以下のようなものを考えてみました。
似顔絵
ショッピングモールで見かけるやつですね。
面白い似顔絵を書いてくれる方もいるので、明るいイメージを持ってもらえるかもしれません。
顔が判別できない遠めの写真+○○
顔が分からない遠めの写真を活用するのも手段の一つです。
ただ遠くから撮るのではなく、ペットや子供と一緒の写真がおすすめです。
冗談のように聞こえるかもしれませんが、ペットと一緒に取るとそれだけで好感度が上がりやすいとの研究結果もあるくらいです。
近年はペットを飼っている家庭も多いですから、親近感も沸いてプラスのイメージをもってくれるかもしれません。
また子供がいる方は子供と一緒に戯れている写真もお薦めです。
特に塾長が男性の場合、独身男性よりも、子供がいる男性の方が警戒度は下がります。
残念なことに教師や塾講師による性犯罪もありますから、特にお子様が女の子のご家庭は、先生に子供がいるというだけで警戒心を解いてくれるかもしれません。
顔出しで保護者が見るところ
『顔に自信がない』
そのように思っている人も少なくないと思います。
しかし保護者は別に塾長がイケメンかどうか、きれいかどうか、なんて気にしていません。
保護者は写真を通じて、自分の大切な子供の勉強を任せることができるかどうかを自然と感じとっています。
大切なのは、3点だけです。
- 真面目さ
- 優しさ
- 清潔感
顔が整っているかどうかなんて気にする必要などありません。以上の3点を意識した写真を用意すれば、それだけで集客の一端を担える力がありますよ。
ひとり塾では顔出しも重要な集客戦略
ネット上に自分の顔を晒すことに不安もあると思いますので、個々人の判断に任せます。
一方で、皆さんが思っている以上に、塾長ひとりだけの個人塾というのは怪しいと思われているということを認識しておくべきです。
近年は塾講師の子供対する性犯罪も報道されています。
保護者が自分の子供を守ることに敏感になるのは当然の社会情勢なのです。
そういった心理的障壁を壊すためにも、顔出しを検討してみてはいかがでしょうか。