ひとりで塾を経営するメリットとデメリット

mind 心構え

ひとり塾経営のメリット

自分の思い通りに指導できる

雇われの講師では、『もっとこういうやり方の方が良いのに!』と思っても勝手に指導法を変えることはできません。

自分がいいと思うやり方でないものを、あたかも最高の指導だと保護者には説明しなければならないわけです。

本気で指導したい人にとっては大きなストレスです。

その点、ひとり塾では、指導法はすべて自分で決められます。良いと思った指導法をすぐに実践できます。

自分がいいと思ったやり方で子供の成績が上がると嬉しいですよ!

上司や部下への対人ストレスがない

上司や部下にストレスを抱きながら仕事をしているサラリーマンも多いのではないでしょうか。

数字が低いと上司に詰められる。

やる気のない部下への指導に神経をすり減らす。

ひとりで経営していればそんな対人ストレスから解放されます。

人間のストレスは8割方、人間関係からくるものです。ひとり塾経営ではそのストレスを限りなく減らすことができます。

休みを自分で決められる

会社で休みをとりづらいという方も多い世の中です。

塾では自分が最高責任者。休みはすべて自分で決めることができます。

顧客満足度を下げるような自分勝手な休み方は当然NGですが、休みたい時に融通が利きやすいのはうれしいです。

ひとり塾経営のデメリット

代わりがいない

体調不良や急な欠席をする際、代わりがいないので休校にするしかありません。

それだけならまだしも、大けがや大病を患って入院となると収入がゼロになってしまいます。

対人ストレスがないということと表裏一体です。どちらを優先するか、ですね。

孤独

同僚や上司、部下がいない、というのはメリットでもありますが、デメリットともいえます。

常に一人で考えて運営していかなければならないので、仲間とワンチームになって一つの目標に向けて仕事をするのが好きな方にとっては大きなデメリットでしょう。

社会的信用が低い

個人事業主とサラリーマンの社会的信用度では越えられない壁があります。公務員と比べれば天と地の差があると言っても過言ではありません。

特に今後プライベートで大きな借入、例えば住宅ローンなどを予定している人は注意が必要です。

大きなローンは組みにくくなることを覚悟しなければなりません。

ちなみに個人事業主の信用度の低さは、法人化することでカバーできます。

法人化とは、いわゆる株式会社や合同会社を設立することです。個人の信用よりも会社の信用の方が大きいのです。

ただし安易に法人化してもかえって支出が増えて手元に残る利益が減ってしまう可能性があります。

それなりの売り上げを上げて利益を出す必要があるので、税理士に相談の上検討が必要です。

まとめ

すべてのものにはメリットとデメリットがあります。

要は何を一番に優先したいのかです。

例えば人間関係のストレスをなくしたいなら、ひとり塾はうってつけです。

一方で何千万と稼いで金持ちになりたいなら、自分はオーナーとして拡大路線をとることになるので、ひとり塾は不向きです。

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