上司の理不尽な叱責に耐え、部下の教育に疲弊し、厳しいノルマのことを考えながら、毎日残業をしても年収は400万程度。
土日休みが少なく子供と遊べない。
家族旅行も簡単にはいけない。
もう無理だ…独立しよう…
ひとり塾長として独立すれば、上司や部下との人間関係から解放され、年収500万もそれほどハードルも高くない。
しかし同時に思うのではないでしょうか。すべての業務を一人でこなさなければならないひとり塾。
ちゃんと休めるのか…?
ひとり塾の年間休日
ひとり塾ではルールを決めるのもあなたです。
週休2日で、年間52週ならフルで休んで104日。
年末年始、GW、お盆休みなど、1週間休みを取れば土日を除いて15日。
フルで年間約120日ほど休めます。
そんなに休めるのか…土日休みなら家族との時間も取れるし…いいかも
日本の企業の年間休日数の平均は107日と言われているので、そういう意味では十分に休みを取れると言えます。
T塾長の昨年度の休日日数は?
私の昨年度の休日日数は約110日でした。
自塾は土日を定休日としています。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始も休みにしています。
これらを除く祝日は普通に開けています。
結局家族でのお出かけが発生しやすい時期は、塾を開けても来られない子が多いので、コスパが悪いのです。
逆に、テストの前や入試の前の土曜日は開けています。
開業当初は休まない
とはいえ、ここまで休めるようになったのもここ数年の話です。
開業当初は月から土まて普通に開校し、日曜日はチラシを作ったりポスティングしたり教室掲示を作成したりといろいろな仕事をしていました。
『開業当初の年収ゼロの人間が呑気に休んでるわけにはいかない!』と思えないと個人事業主は厳しいのではないでしょうか。
年間休日100日以上までの道のり
ステップ1:開業して損益を分岐するまでは休みのことは考えない。
この時期を3年以内に乗り越えないと厳しいです。ほぼ休みゼロで働くつもりでいましょう。
ステップ2:生徒の成績を上げるために休日返上。
損益を分岐できれば、塾生の成績を上げて口コミを広げることに注力します。テストの点数を上げるためなら、テスト前の土日も休日返上でがっつりテスト対策をします。
ステップ3:成績が上がり紹介が増えて来たら徐々に休みの日数を増やす
口コミが広がってきて、紹介での入塾が増えてきたら、徐々に休みの日数を増やしていきましょう。
テストが近くない土日やお盆、年末年始、GWなどは休みやすくなると思います。
これは大切なことですが、保護者の満足度は塾が土日も空いているかどうかではなく、成績が上がっているかどうかで決まります。
たとえ週休2日の塾でも、しっかりと成績が上がっていれば、それが理由で退塾することなどないのです。
ひとり塾経営に興味のある方は…
ひとり塾経営は、休日を決めるのもあなたです。
働くも休むも全部自分で決められます。
少しでもひとり塾経営に興味をもっていただけた方はこ是非このブログを参考にしていただければ幸いです。
ひとり塾経営では、人間関係のストレスもなく年収は800万程度もらえて、休日もしっかりと取れる。
その上子供の成長を間近で感じられ、保護者にも感謝の言葉を直接頂ける素晴らしい仕事だと思っています。