現状、年収500万未満で塾経営で独立したいと考えている方々を対象とした内容になるかと思います。
ひとりでやっている塾なんて寺子屋みたいな感じでしょ?大して稼げないでしょ。
ひとりでやっている塾ってこんな感じのイメージですよね。
学習塾の平均年収
実際厚生労働省がとっている令和4年の統計の結果を見ると…
1~4人規模の事業所の『学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業』の平均年収は…340万円です。
個人事業に限ってみれば、その平均年収は驚異の279万円です。
全体の平均年収よりはるかに低いじゃねーかよ!
しかも『平均』ですから…中央値はもっと低い可能性が高いです。まあ、塾だけのデータではないので正確とは言えないですが。
これだけ見れば夢も希望もないように見えますね。
ひとり塾より大手塾の社員の方がいい?
個人塾だとデータ上は稼げない。では大手の学習塾に就職した方が稼げるのでしょうか。
こちらも厚労省の調査を見ると、1000人以上の事業所における平均年収は486万円です。
う~ん…確かに個人事業の小規模塾よりはいいけど…なんというか…夢がない!
社員なら6,700万稼げる!だったらまだいいですけどね。
ノルマに追われて、休みも少なく、ブラックな環境でやりがい搾取されていく塾の社員が500万に届かいないんじゃ、独立を考えたくなる気持ちもわかります。
T塾長の直近3年の平均年収は…
遅ればせながらみなさま初めまして。管理人のT塾長です。
私はひとり塾経営を始めて10年目になります。
直近3年の平均年収は約880万です。
『やるべきことをやって真摯に仕事に取り組めば年収500万までいける。成績を上げて口コミが広がれば800万までいける。そこからうまく仕組みを整えていけば1000万も目指せる。』
私が実際経営してみた感覚です。
なぜ個人塾の平均年収は低いのか
ひとり塾開業は、初期費用も安く、人件費もかからず、資格も不要、年齢も不問と言うことで参入障壁が非常に低いです。
参入障壁が低い事業は一般的に『始めやすいが継続しにくい』です。
本来ではあればすぐに淘汰されていくはずなのですが…
塾は他業種と違い、在庫を抱えたり、毎日仕入れをしたりといったことがありません。
しかも個人でやれば人件費もゼロ。
小規模な塾はよほどカツカツの状態で始めない限り資金がショートしにくいのです。
せいぜい家賃と光熱費が出ていくくらいで、どれだけ儲かっていなくても続けようと思えば、継続できてしまいます。
経費が大してかからないから、儲かっていなくても続けられちゃうってことね。そんな塾が多ければ、平均年収も下がるわな…
利益を出せる塾をつくるためには
利益を出す塾を作るためには、まずはしっかりと準備をすることです。
しっかりと準備って当たり前じゃねーかよ!
確かにそうですが、【しっかりと】の基準が人によって違いますよね。
年収800万のひとり塾長が考える『しっかりとした準備』についてこのブログで詳しく紹介しています。
準備だけでなく開業後の話も、自分の経験を基に紹介しています。
私自身、開業当初に知っていればもっと早く黒字にできたのに、と思うことも紹介しているので、ひとり塾開業を考えている方には是非参考にして頂ければと思います。
私の失敗も誰かの役に立っていると思えば報われるので…